Image Photo by AS A BIRD
こんにちは、しょる(@SHOLLWORKS)です。
本日は日本の新興シューズ&トラベルグッズブランドである、AS A BIRD(アズアバード)について。
恐らく、多くの方にとってはまだ聞き慣れないブランドと思いますが、実際にスニーカーやトラベルグッズを手にしてかなり良かったため、皆さんに共有したいと思います。
「AS A BIRD(アズアバード)」は“鳥のように”、「旅」をテーマにしたブランド。
商品たちは「旅先での長時間移動や街歩きを、もっと快適かつスタイリッシュに楽しめたら――」という思いで作られ、中でもイタリアンレザー×日本製造を融合させたスニーカーは本当に歩きやすいです。
実は、AS A BIRDさんにスニーカーをご提供頂いたのですが、忖度抜きで歩きやすいのでびっくりしました。
特に、「転がるように足が前に出る荷重バランス」と「踵のホールドがしっかりして疲れない」点が本当に素晴らしいです。
と、いうわけで今回は、プロのファッションデザイナー目線から見た、
- AS A BIRDのブランド概要や主力モデル
- 実際の使用レビュー
- どんなスタイルや取り入れ方がおすすめか?
を、詳しく紹介します。
靴は多くのモデルがメンズ/レディース同モデルで展開されているので、気に入ったモデルがあれば幅広い方にオススメできます!
それでは行きましょう!
\ AS A BIRDの購入はこちら!/
AS A BIRD(アズアバード)とは?概要や特徴を解説
Image Photo by AS A BIRD
まずは、AS A BIRD(アズアバード)について紹介します。
「旅」をコンセプトにした日本の靴ブランド
AS A BIRDは、その名の通り“まるで鳥のように自由に旅を楽しむ”というコンセプトを掲げる日本のシューズブランドです。
日常使いはもちろんですが、「長距離移動」や「観光」など歩く時間が多いシーンに着目した、
- 履き心地×機能性に優れた靴
- 着心地の良いストール
- 使い勝手のいい革小物
の3つが真骨頂のブランドです。
商品名にも、世界各都市の地名が冠されています。
たとえば「Milan」や「Vancouver」など、その都市のイメージを反映した独自のデザインが魅力です。
主力はスニーカーとレザーシューズ
Image Photo by AS A BIRD
AS A BIRDは「旅」をテーマにしたブランドだけあって、「カジュアル寄りのスニーカー」と「フォーマル寄りのレザーシューズ」の2種類が主力です。
具体的には、
Vancouver 2
(代表的なスニーカーモデル)
- 伊Mastrotto社製 カーフレザー使用
- イタリアにある世界最大級のクロム専門タンナーで、靴やバッグの他にも高級ソファの革素材なども提供しています。
- 耐久性に優れたビブラムソール
- 軽量かつ履き口や踵、甲周りのフィッチングが◎
Milan
(代表的なプレーントウ)
- イギリスC.F. Stead社製 カーフレザー使用
- 1904年設立の英・リーズにあるタンナー。主力製品はクラークスにも卸しているスエードだが、カーフや型押し革も製造している。
- グッドイヤーウェルテッド製法による底付け
- ビブラムソールにジェル入りレザーミッドソールを掛け合わせ、耐久性とクッション性を両立
の2モデル。
スニーカーは“本革をふんだんに使用しているのに軽量”という、カジュアルさと高級感を両立したハイブリッドモデル。
一方のレザーシューズは、きちんと感を持たせながらも歩きやすさを犠牲にしない設計が特徴です。
ソールのクッション性だけでなく、実際に履いた際の踵の包み込みや靴擦れを防ぐためのパッドなど、細かいディテールが満載。
カジュアルな普段着からジャケットスタイルまで幅広く合わせられるので、出張先でもそのままレストランへ向かえるのも良いですね。
高品質な素材を&手作業で製作
Image Photo by AS A BIRD
その他にも、厳選したイタリアンレザーやカシミヤを中心に用いるプロダクツも、アズアバードの注目商品です。
長年使用できる頼もしさや、なにより長年使用したくなる上質さを楽しめるラインナップです。
いずれも見た目がシンプルかつ個性的なだけでなく、作り手の自己満に終わらない機能的価値や、所有欲を満たしてくれる上質なアイテムが揃います。
「アリゾナターコイズ」がブランドのアイコン
Image Photo by AS A BIRD
また、AS A BIRDは商品に「アリゾナターコイズ」を配する点も特徴です。
アリゾナターコイズには、
- トラブルを回避する能力を高める
- 旅の安全を祈り、事故から守る
- 精神的な疲れを癒やして、緊張や不安を和らげる
などといった意味も込められています。
シューズや革小物の多くのモデルに「アリゾナターコイズ」が付いています。
まさに「旅」をテーマにするブランドにピッタリのモチーフと言えますし、大切な人へのプレゼントとして重用できます。
\ AS A BIRDの購入はこちら!/
AS A BIRD の主力モデルを紹介
次に、AS A BIRD(アズアバード)の代表的なモデルを紹介します。
まずはスニーカーの“Vancouver2”を中心に検討し、他のモデルもぜひチェックしてみてください。
また、モデルは全てメンズ/レディースの両方があるかユニセックスです。
メンズ/レディース用のサイズも幅広く展開されているので、極端に大きい/小さい方でなければピッタリのサイズが見つかると思います。
Travel Sneakers “Vancouver2”
Image Photo by AS A BIRD
“Vancouver2”は、AS A BIRDを代表するレザースニーカー。
このモデルの魅力としては、
- 高級感
- 本革なのに軽量
- 転がるような歩きやすさ
- 踵や甲のフィット感
を、高い次元で満たしていること。
「本革だと高級感があるけれど重くなりがち」「軽量なスニーカーはアッパーやソールがダメになるのが早い」といった欠点を感じさせない、完成度の高い一足です。
マラソンシューズや全部ウレタンとメッシュでできているスニーカーよりは流石に重いですが、踵の掴みと、転がるような歩き心地は本当に秀逸です。
設計の優秀さが光る一足です。
Travel Shoes “Milan”
Image Photo by AS A BIRD
続いては“Milan”、ダービー(外羽根)プレーントウのレザーシューズです。
本革(カーフレザーとガラスレザーの2種類、モデルがあります)アッパーとレザーのミッドソール、そして接地面はビブラムソールをグッドイヤーウェルテッド製法で底付けした、かなり本格的な高級靴に仕上げられています。
一方、ブランドアイコンのアリゾナターコイズやミッドソールに仕込まれたジェルにより、個性とクッション性を兼ね備えています。
“デザイン物”でありながら、キチンと作られている革靴です。
普段使いではドメブラのジャケットスタイルにも良し、観光だけでなく旅先のレストランやちょっとしたパーティーに赴く際も安心です。
Travel Boots “Stockholm”
Image Photo by AS A BIRD
“Stockholm”と名付けられたサイドゴアブーツは、究極のトラベルブーツを開発すべく誕生したモデル。
サイドゴアが搭載されたモデルで紐なしで履ける上、ハイカット仕様でしっかりと足首をホールドしてくれます。
また、こちらも、
- オイルをたっぷり含ませた英国製カーフレザー
- 撥水加工を施した日本製レザー
の2タイプがあり、傷や雨にある程度強い仕様です。
デザインはゴツさを抑えたスマートなラインで、アウトドアシーンだけでなくタウンユースでも違和感なく履けるのが魅力。
さらにソールの厚みやビブラムラバー、ジェルクッションは“Milan”と同様です。
個人的にはこちらで紹介している「ノルウェージャンレイン」などとピッタリだと思います!
Passport wallet – Amsterdam
Image Photo by AS A BIRD
“旅”に欠かせないアイテムのひとつが、パスポートウォレット。
AS A BIRDが展開する“Amsterdam”は、パスポートがすっぽり収まるジャストサイズ設計でありながら、クレジットカードやチケットなどをきちんと整理できるポケットが充実しています。
柔らかく個性的なシボのイタリア製“バブルラムレザー”を使用しており、高級感あふれる手触りと飽きのこないデザインが魅力。
機内持ち込みの際にもコンパクトでスマートに収納でき、外貨/内貨とお札を分けられるセパレート構造で、別売のストラップを用いれば肩掛けも可能です。
経年変化による風合いも楽しめるため、旅を重ねるほど愛着が増していくパスポートウォレットだと思います。
Basic Cap “Copenhagen-Novel”
Image Photo by AS A BIRD
“Copenhagen-Novel”は、コットンがふっくらとした手触りのヴィンテージ加工仕上げのキャップ。
日差しや雨風を避け、ローテクかつ調整が簡単なアジャスターが高級感もあります。
AS A BIRDは、小物類もユニセックス仕様であるため、男女問わず被りやすいデザインになっています。
Cashmere Stole “Helsinki”
Image Photo by AS A BIRD
AS A BIRDのラインナップには靴や小物だけでなく、カシミヤを使ったアイテムも存在します。
“Helsinki”は、カシミヤ特有の柔らかさと軽さを味わえるストールで、保温性も◎。
機内や寒い地域で肩掛けしたり、マフラー代わりに首元を温めたりと、多用途に活躍します。
かさばりにくいため、コンパクトに畳んでバッグに入れられるのもポイント。
旅の間だけでなく、季節の変わり目の外出時にも重宝する使い勝手の良さも推しポイントです。
Cashmere Beanie “Levi”
Image Photo by AS A BIRD
最後にカシミヤキャップの“Levi”。
カシミヤ100%ならではのやわらかな肌触りは、冬の旅の寒さを和らげ、耳までしっかり覆えるため防寒対策としても万全です。
“Copenhagen-Novel”が春夏秋なら、冬や寒冷地にピッタリで、荷物になりにくいコンパクトさと快適な暖かさで、寒い地域への旅行のマストアイテムとしておすすめです。
\ AS A BIRDの購入はこちら!/
AS A BIRD のスニーカー実物レビュー!気になる履き心地は?
そして、気になるAS A BIRDを実際に履いてみた感想について。
今回は最も有名なスニーカーである、“Vancouver2”のホワイトをレビューしました。
私には本当に合っているスニーカーでした。
最軽量ではないものの軽く、高級感があり、踵のホールドと荷重バランスが非常に良くてメチャクチャ歩きやすいスニーカーでした。
今回レビューするのは、AS A BIRDの中でも特に人気が高いレザースニーカー“Vancouver2”です。
定価は39,600円(税込)と、かなり高級な部類のスニーカーですが、納得感ある出来栄えです。
ちょっとした高級ブランドのスニーカー以上の作りや、よくよく考えられた設計の良さを感じる一足でした。
実は私、幼少期にバンクーバーに住んでいた・・・というのは関係ないですが、しっかりしたボリュームの白スニーカーが良いと思ったので選びました。
まず、注目すべきはつま先。
そもそも、クラシックスニーカーでここまでつま先が適切に上がっている(地面に対して上に沿っている)ものが少ないのですが、基本的につま先が上がっている靴の方が歩くのに適しています。
写真の通り、AS A BIRDはガッツリつま先が上がっています。
ここも「旅」を意識したブランドの設計がされていると思います。
Image Photo by AS A BIRD
それでいて本革のアッパーやビブラムを採用しており、高級感や耐久性を兼ね備えています。
歩きやすい設計&高級感ある素材を高次元で両立している点が、(多くの高級ブランドも含め)大多数のブランドが到達できないレベルだと思います。
実際に足を入れてみると、アッパーのフォルムが足をしっかり包み込むようにフィットしてくれます。
レザーも適度に柔らかく、足の形に自然に沿う印象。
しかも、踵の掴みが素晴らしく歩いてもズレません。
軽さは10段階中7か8くらいですが、つま先の上りや踵の掴みでとても歩きやすいです。
自然に足が出る感じで、サイドやソール周りの剛性も高いため、長時間履いて歩いても疲れにくい靴だと感じました。
単にかかとが硬いだけではなく、足首をしっかりサポートしつつも窮屈感がない絶妙な構造になっているのがポイント。
歩行中に姿勢が安定するので、長時間歩行でも疲れにくいと感じました。旅先での観光や、街でのショッピングなどにも◎。
\ AS A BIRDの購入はこちら!/
AS A BIRD のサイズ感|自分はどのサイズを選べば良い?
そして、AS A BIRDの靴のサイズ感について。
AS A BIRDは東京・江東区の清澄白河という場所にアトリエショップを設けていますが、ほとんどの方にとってはオンラインでの購入になると思います。
なるべく分かりやすい形で解説するので、サイズ選びの参考にしてください。
サイズはイタリア表記
例えば、ブッテロで42を履くことが多い私の場合、AS A BIRDは43(M43)サイズがジャストです。
スニーカー“Vancouver2”も、レザーシューズ“Milan” も基本的に同じイタリア表記サイズを選べばOKです。
43サイズの場合、“Vancouver2”は日本サイズで27.5cm、“Milan” は26.5cmと併記されています。
これは、スニーカーと革靴は異なる計り方をしているため、表記cmが異なることが理由です。
私の場合は、人差し指の長いギリシャ型で、踵~人差し指の先端までが27.5cm、親指までが27cm、足幅の一番長い部分が10cm。スタンスミスで27.5cm、クラークスのデザートブーツやワラビーでUK8.5(US9)、ドクターマーチンでUK9(ちょっと緩い)、大体の英国靴で8.5Fサイズです。
足幅はやや広め&甲は普通程度の高さ
Image Photo by AS A BIRD
AS A BIRDの革靴に関しては、一般的な日本人の足型を想定しています。
横幅にはある程度の余裕を持たせて作られており、甲部分は「標準的な高さ」をキープしているモデルが多い印象です。
多く方にとって足先がきつくて痛いというトラブルは起きにくく、外羽根のプレーントウは甲周りを合わせやすいのも特徴。
「かなり足幅が広い!」という方は少しきついかもしれませんが、2Eくらいの方は快適に履ける場合が多いと思います。
【ちなみに】実店舗は東京・江東区の清澄白河にある
サイズ選びで迷った場合は、東京・清澄白河にある実店舗(アトリエストア)を訪れて試し履きするのがおすすめです。
週末の午後と、限られた時間のみ営業しているアトリエストアです。
そこそこ近くに住んでいるのですが、このエリアは「ブルーボトルコーヒー」のようなカフェが多く、清澄庭園や東京都現代美術館の近くにありますので、ついでに立ち寄ってみるのも良いですよ。
個人的には、オンライン購入でも写真と実物に極めて差を感じないですし、ニュースレター&会員登録で初回10%OFFになるため良いとは思います。
とはいえ、それでも心配な方は試着に行くと万全だと思います。
終わりに|AS A BIRD はかなりおすすめの日本製靴ブランド
今回は以上です。
AS A BIRDは「旅」というテーマを掲げたニッチなブランド。
しかし、上質なレザーと技術を巧みに組み合わせることで、機能性と高級感を高いレベルで両立させています。
実際に履いてみると、その軽さやクッション性、高級感が◎。
何より、荷重バランスと踵の掴みが本当に秀逸で、自然と足が前に出るような、長時間歩いても疲れにくい点が大きな魅力でした。
旅先にも、普段の街歩きにも非常にオススメです。
有名ブランドを求めている人のための靴や小物ではないと思いますが、
を、探されている方はぜひ、検討してみてください!
おしまい!
(少しでもお役に立てられたなら、SNSに拡散していただけると嬉しいです!)
\ AS A BIRDの購入はこちら!/