こんにちは、しょる(@SHOLLWORKS)です。本日は、実際にポニークリーニングの保管サービスを利用してみた感想を紹介させていただきます。
ポニークリーニングは、クリーニング業界大手&老舗。
紳士服卸業から始まり、首都圏や中京圏を中心に800店舗を運営する超有名店です。
そんなポニークリーニングですが、クリーニング後に最大で9ヶ月間、衣類を預かってくれる保管サービスを展開していることはご存知でしょうか。
もちろん、店舗が沢山ある首都圏だけでなく、日本全国からネットで注文可能です。
注文したら送付用のボックスが折り畳まれた状態で自宅に届き、入れて送るだけ。戻す際もネットからのオーダーで簡単に届きます。
しかも、料金も最安で一着1,000円程度。通常のクリーニングとほとんど差がありません。
その上で、
- 服のために広い部屋に住む
- 季節外の保管で虫食いやカビ、黄ばみなどのトラブルリスクを抱える
- 衣替えのシーズン、クリーニング店の前の行列に並ぶ
といった圧倒的にコストが掛かる行為を避けられます。
人よりも遥かに多くの服を所持しており、着てきた私からしても、最低限の服以外はクローゼットが広々としていた方が気持ちが良いです。
特に冬服は部屋のスペースを圧迫するため、非常に助かります。
保管クリーニングは、
- 安心して任せられる
- 部屋のスペースが開放的に使える
- クリーニング店へ足を運ぶコストをカットできる
点が魅力。特に、夏のジメジメした気候による虫害に悩む人、都心でスペースに余裕のない部屋にお住まいの方は要注目です!
ポニークリーニングとは?宅配サービスの特徴も解説
ポニークリーニングは、首都圏や中京圏にお住まいの方にはメジャーなクリーニング店。800店舗を構える、1966年創業の大手老舗クリーニング店です。
親会社の「穂高株式会社」は元々、紳士服地卸業者としてスタートした企業です。
その企業アイデンティティに重きを置き、「ファッション性やその感覚を大切にしながら、顧客ニーズにこたえていくという方針で経営している」とのこと。
“ひのきの香り健康ワイシャツ”など特許サービス
ポニークリーニングと言えば「ヒノキの香り」。
代表するサービスに“ひのきの香り健康ワイシャツ”という、特許を取得しているものがあります。
注目すべきは、「台湾ヒノキ」「青森ヒバ」「ウェスタンレッドシーダー」などに含まれる、ヒノキチオールという成分。ヒノキチオールは1936年、野副鉄男氏(当時台北大数授)によって台湾ヒノキから発見された成分で、
- 抗菌
- 精神安定
- 防虫
- 消臭、脱臭
といった効果が期待できる上に、皮膚の清浄化にも寄与します。
また、ヒノキの生葉から抽出される成分であるため、ヒノキ花粉症の人が使用しても、花粉症の症状が出たとの報告は現在までありません。
※ヒノキチオールとは非ベンゼン系芳香族化合物の一つ。
ポニークリーニングでは、天然ヒノキチオールをマイクロカプセルに包み込み、糊と混ぜ合わせてワイシャツクリーニングの糊づけ時に用います。
こすった時や着用中の摩擦時にカプセルが割れて、爽やかなひのきの香りがするという仕組みだそう。
実際に、ポニークリーニングへシャツをクリーニングに出すと、ほのかなひのきの香りを纏って返ってきます。
その他、ポニークリーニングは「Wフレッシュ洗い」や「しみ抜き無料」など、豊富なサービスを取り揃えています。
最新型倉庫で最大9カ月間保管
さらに、ポニークリーニングならではの保管サービスの特徴として、
- 日本郵便の最新型倉庫にて保管
- 熟練した職人が対応
- 2つのコースから自分の送りたい点数を選択可能
といったメリットがあります。
大手ならではの体制だと思いますが、紙類や郵便物を扱う日本郵便ならではの、湿度や温度に配慮された環境で保管してくれる点が良いと思います。
また、クリーニング工程の前後における対応力も、保管サービスの醍醐味です。複雑に布を曲げて縫い合わせる服だからこそ、アイロン掛けなどの工程において技術が求められるもの。
上記のインスタでは、「技術のポニー」と評されるこだわりの工程が垣間見られます。
簡単にぺぺっと掛けてしまうと、人体に沿わない微妙な服になってしまう可能性があります。その点、服の構造を理解し、技術力ある職人の対応やシステムの安心感が高いことは間違いありません。
その上、最大9ヶ月間保管してくれるので、時期にも余裕があります。
例えば、東京のような都市部の人が重衣類を預ける場合、3月や4月にサービスを頼み、12月に戻せばちょうど良いくらいだと思います。
軽衣類の場合は、秋物を9月に戻せば良いので、半年ちょいくらいです。スマホかPCで戻すように依頼すれば簡単に戻してくれるので、あとは預ける服×お住まいの地域に合わせてアレンジすればOKです。
仕上がり満足度99.4%
ポニーの保管サービスは、非常に高い満足度を誇ることも特徴です。
2020年12月に実施したアンケートでは、仕上がりは全体の99.4%が満足しているとのこと。
また、実際に「サービスを継続して利用したい」という方も98.6%と、非常に高い結果になったとのことです。
実際に何回も頼んでいる立場からも、確かに非常に良い仕上がりです。
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ポニークリーニングの保管サービスを実際に申し込んでみた
それでは実際に、私も愛用するポニークリーニングの保管サービスの申し込み方法や手順についてご紹介します。
ポニー保管サービスの申し込みは、
- まずは会員登録
- 申し込みはPC/スマホで完結
- 自宅に配送キットが届き、集荷依頼で発送
の、3STEPで完了します。
まずは会員登録、Amazonアカウントも利用可
Image Photo by ポニークリーニング
まずは、こちらからポニーのHPへ入っていただき、右上のメニューパネル(「三」のマークの部分)をタップ(クリック)します。
Image Photo by ポニークリーニング
メニューパネルを開くと、会員登録が出てきます。
Image Photo by ポニークリーニング
Amazonアカウントでも登録可能です。あとは氏名や住所を入力すればOKです。
登録したら、ログインすれば保管サービスを受けることが可能です。
選べる3つのコース&価格を解説
Image Photo by ポニークリーニング
ポニーの保管クリーニングでは、3つのコースから選べます。
- プラチナコース
- シャンゼリゼコース
- ライトコース
クリーニングのコースにおける使い分けに関しては、
プラチナコース
繊細な生地や装飾が施されたドレスや、撥水加工などのオプションを付けたい衣類
シャンゼリゼコース
良いスーツ(ジャケットやパンツ)やテーラードコートなど、大切に着たい&複雑な衣類
ライトコース
良く着る、肌に触れる×構造がそこまで複雑ではない軽衣類(シャツやスカート)
です。キチンと区分けされているので、選びやすいと思います。
プラチナコース
まずは、最もグレードの高いプラチナコース。真ん中のシャンゼリゼコースとの違いは主に、
- 素材、お飾りに適した特別ネットを使用したデリケート仕上げ
- 加工オプションサービスを、点数分つけ放題
の2点。ちなみに、上記の価格表は全パック10%OFFが適用されています。
後者の加工オプションサービスは、
- 汗抜き洗い(Wフレッシュ)(税込 110円)
- ダウン黒ずみスッキリ(税込 880円)
- はっ水ガード(税込 550円)
- 紳士ズボン折目(税込 1,540円)
の、4点が選択可能です。
実は、個人的にはプラチナコースを利用したことがありません。
そもそも、そんなに10点、15点と頼むほどプラチナコースに入れるべき性質の服を持っておりませんし、4点パックだと流石に高いと思います。
また、加工オプションもライト/シャンゼリゼコースでも上記の価格にて利用可能です。価格も考えると、「黒ずんでいて、撥水加工も施したいダウンを10着持っている!」などでない限り、シャンゼリゼコースで良いと思います。
そもそも、ライトコースでもクオリティは十分な上、ナイロン生地のダウンはそんなに弱いものが多くないので・・・。後述の2コース&必要に応じてオプションを頼めば十分に思えます。
シャンゼリゼコース
シャンゼリゼコースは、実質的な上級コース。ハンドメイドのスーツなど、複雑な構造をしているテーラードなどを預ける際にはこちらのコースがオススメです。
ちなみに、10点パックの方が15点パックよりも一点あたりの価格が安いですが、誤植ではありません。シャンゼリゼコースは10点パックは20%OFF、他のパックは10%OFFが適用されています。
いずれも、非常にお得な内容となっています。ハンドメイドスーツの他にも、カシミヤなどの繊細な生地のコートやマフラーなどを預ける際にも良いですね。
ライトコース
ちなみに、10点パックの方が15点パックよりも1点あたりの価格が安いですが、こちらも誤植ではありません。ライトコースの10点パックは20%OFFが適用されており、非常にお得な内容となっています。
アウターも1点1,260円でクリーニングしてくれるため、もはや普通のクリーニング屋さんと価格も変わりません。
普通の服や、良い服でもシャツやスカート、カジュアルなコート、比較的丈夫なマフラーなどは、ライトプランでお願いすると良いでしょう。
私はあまり繊細な生地の服を着ない方なので、ライトの10点パックを最も多用しています。ライトコースでも十分な品質です。
ハンドメイドのスーツはシャンゼリゼの4点か7点、オールシーズン着るものであれば、こちらで紹介している「白洋舎ローヤルクリーニング」などを利用しています。
コースやオプションを選択
Image Photo by ポニークリーニング
コースを見定めたら、実際にコース選択とオプションを選択し、配送キットを発送する手続きに入ります。
Image Photo by ポニークリーニング
下スクロールすると、オプションを選択します。
申し込む場合、預けたい服を確認しつつ点数を入力していきます。
Image Photo by ポニークリーニング
返却希望時期を選択し、配送キットや保管後への発送先を選択・入力します。
万が一、期間中に引っ越しても安心です。
Image Photo by ポニークリーニング
最後に、支払方法を選択します。
クレジット/デビットカードか、後払いの2種類が選べます。
オンライン上で配布されているクーポンは、オンライン宅配サービス限定です。店舗へ行って画面を見せても適用されないのでご注文ください。
発送用キットはこんな感じ
注文後、ポニークリーニングから集荷用のキットが(折りたたまれて)届きます。あとは、このボックスにクリーニングしたい服たちを詰めますが、15点はあくまで目安であることに注意してください。
先述のパックごとの価格は、むしろ箱の大きさと解釈していただいた方が正確です。ロング丈で肉厚生地のアウターだけだと15点詰めるのは難しいと思うので、あくまでインナーやアウターなどバランスよく組み合わせて15点といった大きさです。
ちなみに、バッグの追加注文はできません。そのため、あまり余裕をもって入れると「全然入らなかった・・・」という事態になるため、ある程度キチンと畳んで効率的に収納した方が良いです。
届いた配送キットの中に、クリーニング&保管したい服たちを詰めていきます。
あとは、このボックスをゆうパックの着払いで発送すればOKです。「ゆうびんID」をお持ちでない方はこちらから、お持ちの方はこちらから依頼ができます。
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ポニークリーニングの宅配サービスはこんな人に向いている
宅配サービスが向いている人はこんな人
まず、クリーニングの宅配サービス自体が向いている人は、
- とにかく時間がない人
- 部屋がそこまで広くない人
- シーズンオフの服まで管理に時間や手間を割きたくない人
です。
特に、服が好きで、大切な服を多く所持している人ほど、利用した方が良いと思います。
「プロにお任せ」の信頼感は大きいと感じる
私の場合、東京都心のマンションに住んでいるため、家賃に対して部屋の大きさが大したことがありません。都民はタイパを搾取されているので・・・。
田舎にある実家のクローゼットには逆立ちしても敵わないですし、また間違いなく多忙な部類&当然持っている服の数も多いため、自分で手入れは技術的にできても、実際には時間的に管理が難しいです。
そんな人にも、ポニーの保管サービスは良いと思います。服の虫食いや黄ばみ、カビのリスクなどは平等に訪れるため、服の管理こそ「外注」した方が良いと思います。
ライトプランなら通常の店舗クリーニングと書かう面でも大差ありません。自分で貸し倉庫を借りる金額、また自分で管理をするストレスと比べれば遥かに安いサービスと感じています。
保管サービスの中でも、ポニーを選ぶ理由
私の場合、シーズン毎にさまざまなクリーニング屋の宅配サービスを利用しています。
中でも、ポニークリーニングの保管サービスを利用する理由としては、
- 大手の自社工場&盤石な保管体制に安心感をおぼえる
- ひのきの香りが好き
- 口コミによる高い満足度
といった価値観を重視する人だと思います。
衣類や布団を専門としており、大手といって間違いない規模だからこそ、関東&中京に20ある自社工場でのクリーニング&最新型倉庫にて保管という組み合わせが可能です。
また、比較的ネットでの操作ややり取りもスムーズですし、高い口コミ上の評価の通り、私もこれまで大きく不満に感じた点や、嫌な思いをしたことはありません。この点も、ポニーの保管サービスを利用する理由になるでしょう。
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あるいは、「良いコースを点数多く頼みたい」「ひのきの香りにはあまりピンと来ない」という方は、リネットのプレミアムクローク(下記から飛べます)なども比較検討できる競合です。
基本的にサービスは似通っていますが、定価ではリネットの方が、微妙に安い価格帯に設定されています。
個人的には、(ヒノキの香りやポニーが身近な存在であることも相まって)ポニーを利用することの方が多いですが、ご自身の価値観も踏まえて検討してみてください。
今回は以上です。
クリーニングの保管サービスは、かなり一般的になったと思います。
一見「高い」と思われがちですが、部屋のスペースの少ない部分を半年以上埋めたり、健やかな保管状況を保ったり。実は、そのために多くのコストを払っています。
「家に物があることが楽しい」という人もいらっしゃいますが、服のように使う/使わない時期が決まっているものを「置いておくだけ」というのは、基本的にコストになります。
合理的な思考が強い人ほど、着ない服は部屋にない方が「考えなければならないこと」を減らせます。
この“コスト軽減”の方が、いつものクリーニングをお願いするために払うコストよりも、遥かに安いことは間違いないと思います。
そういった「コスト」が広く明らかになったからこそ、選ばれ続ける保管サービス。
中でも、ポニーのクリーニング保管サービスは、ひときわ安心感の高いサービスを提供してくれます。
あなたも利用してみて、賢い服との付き合い方を実践してみませんか!
おしまい!
(少しでもお役に立てられたなら、SNSに拡散していただけると嬉しいです!)
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