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ノルウェージャンレインの評判|プロが定番のレインチョや他モデルをサイズ感含めて紹介

※当サイトのリンクの中には広告が含まれます。

こんにちは、しょる(@SHOLLWORKS)です。

本日はノルウェージャンレイン(Norwegian Rain)について、ブランドの概要から私物、間違いやすいサイズ感の選び方まで紹介します。

Image Photo by Norwegian Rain

ノルウェージャンレインは、その名の通りノルウェー・ベルゲンで2009年に誕生したアウターブランド。

日本製リサイクルポリエステルを用いつつ高級感あるアウターを展開し、全天候に使える、まるでジェダイのようなスタイルがカッコいいブランドです。

また、個性的ながらシンプルで応用幅も広く、ドメブラやスーツと合わせたり、ユニセックス使いもOKと便利さとカッコよさを兼ね備えています。

SHOLL
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そして、単にリサイクルポリエステルを用いているだけでなく、ディテールも抜かりのない、服としてのクオリティも高い秀逸なブランドです。

ファッションのプロである私も非常に気に入っているので、最後までお読みいただけると幸いです!

ノルウェージャンレイン(Norwegian Rain)アウター コート
created by Rinker
目次

ノルウェージャンレイン(Norwegian Rain)のブランド概要を解説

まず、ノルウェージャンレインとはどんなブランドか、概要を解説します。

2009年創業、ノルウェーのアウターブランド

Image Photo by Norwegian Rain

ノルウェージャンレインは、2009年にノルウェーのベルゲン(bergen)という都市でで誕生したレインコートブランド。

デザイナーのT-マイケル(写真右)とクリエイティブディレクターのアレキサンダー・ヘレ(写真左)が、日本のリサイクルポリエステルを巧みに用いたコートを提案しています。

ノルウェージャンレインは(「ノルウェーの雨」というブランド名の通り)防水性はもちろんのこと、個性的でデザイン性の高いコートを提案することで、ファッション感度の高い層に支持を得ているブランドです。

機能性とデザイン性を高次元で両立

Image Photo by Norwegian Rain

一言でいえば、ノルウェージャンレインのコートは無茶苦茶カッコいいです。

「レインコート」というと、単に化学繊維で縫われたステンカラーコートの形状をしたものや、子どもに着させるポンチョのようなものなどを思い浮かべがち。

しかし、ノルウェージャンレインのコートは透湿性にも優れた構造で、晴れの日に着ても全くおかしくありません。

SHOLL
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モデルにも依りますが、総じて「ジェダイの騎士」っぽいです。

都会的はもちろん、機能性や着物的な雰囲気が日本のどの気候や天候にも似合う。デザイン性も非常に優れたブランドです。

ファッション性と機能性を支える「10の要素」

Image Photo by Norwegian Rain

ノルウェージャンレインの公式HPでは、ファッション性と機能性の高さを10のポイントとして紹介しています。

それぞれ、

  • 膜水柱:15~20,000mm(大雨、大雪でも水滴が生地に浸透しないレベル)
  • 通気性:15-20,000g/㎡/24hr(通気性が高く多湿気候に最適)
  • 多くのモデルの内襟部分にカシミヤ100%生地を採用
  • フード取り外し可能
  • ストームフラップ取り外し可能
  • 熱シールを縫製箇所に施し、防水性・耐久性UP
  • 本水牛ボタン
  • コートに水が入るのを防ぐ折り目
  • 廃棄物を再利用した日本製ポリエステル生地(70%~100%利用)
  • 充実したポケット等、収納類

といった機能やディテールを紹介しています。

Image Photo by Norwegian Rain

ちなみに「水柱等級」とは、素材がどの程度の水圧に耐えられるかを示す数値です。

たとえば、水柱等級が 2,000mmの生地は、生地を水が通り抜けるには 2,000mmの高さの水柱を生地の上に載せる必要があることを意味します。

水柱定格の目安としては、

5,000 mm : 弱い降雨、弱い降雪、弱い気圧
10,000 mm : 通常の降雨量、降雪量、中程度の気圧

といったところ。

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耐水圧等級が高いほど、生地の耐水性が高くなります。

そして、ノルウェージャンレインは日本製のリサイクルポリエステルを用いつつ、暖かさを感じたい部分にカシミヤ100%の生地を当て込むなど、見た目と機能性、高級感を追求したアウターを展開しています。

ノルウェージャンレイン(Norwegian Rain)アウター コート
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ノルウェージャンレインの代表モデルを紹介

次に、ノルウェージャンレインの代表的なモデルを紹介します。

まずは、中でも有名な「レインチョ」を試していただきたいと個人的には思いますが、個人的に3着購入している(レインチョ/リヴゴーシュ /旧モデルのモスクワ)くらいオススメ揃いです。

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ぜひ、気になるモデルを見つけてください。

レインチョ(Raincho Unisex)

Image Photo by Norwegian Rain

まずは、何と言ってもノルウェージャンレインを代表する「レインチョ」

レインコートとポンチョが掛け合わさったような全体感と、ウエストや袖口のディテールがユニークかつカッコいい一着です。

オフの日のスタイルはもちろん、スーツの上に着ても似合う万能コートです。

Image Photo by Norwegian Rain

カラー展開も豊富で、そしてウエストベルトの有無でも印象が異なります。

レディース兼用のユニセックスモデルです(サイズ感の解説は後述)。

Image Photo by Norwegian Rain

また、迷彩柄など模様のカラーバリエーションも豊富です。

上記の写真は「東京エディション」というモデル。

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多くの方は定番色が向いていると思いますが、スタイルに合わせてこう言ったモデルを選ぶのも手ですね。

シングルブレステッド(Single Breasted Homme)

Image Photo by Norwegian Rain

続いては、「シングルブレステッド」。スーツにも合わせやすく、ベーシックな見た目×定番のシルエットです。

レインチョとは異なり、こちらはHomme(メンズ用)のアウターです。

その名の通りのシングルコートですが、ノルウェージャンレインらしいウエストベルトや生地感、フードのディテールは楽しめるモデルです。

ノルウェージャンレインは上記の2モデルが、クラークスで言うところの「デザートブーツ」「ワラビー」だと思います。

下記は個人的に良いと思うモデルを紹介しています。

リヴゴーシュ(Rive Gauche Redux Unisex)

Image Photo by Norwegian Rain

続いては「リヴゴーシュ」

日本とも縁深いノルウェージャンレインですが、こちらは見た目も着物感があるモデルです。

というのも、このモデルは東京・神田にある「Y.&SONS」さんという着物専門店の別注品によって生まれたそうです。

Image Photo by Norwegian Rain

リヴゴーシュとは(サンローランのライン名にも使用されていますが)、フランス語で「左岸」を意味します。

パリのセーヌ川の左岸地区を指す言葉ですが、洗練された文化・文学・芸術を意味する言葉としても使われます。

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一方、Redux(リーダックス)は、蘇生・復活という意味です。

合わせて、伝統的な着物を再構築した「ネオ・クラシック」というニュアンスでしょうか。

ハルマッタン(Harmattan Unisex)

Image Photo by Norwegian Rain

まずは、ミッドレングスで取り回しし易そうな「ハルマッタン」

ハルマッタン(harmattan)とは、アフリカ西部、サハラ砂漠から吹く風のことで、日本の「黄砂」のように風塵を伴う大規模な貿易風です。

名前の通り、防塵性を高めるようなストームフラップが印象的なモデルです。

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ちなみに、レインチョなどにも付属しているストームフラップは磁石で装着するタイプです。

これがかなり便利な仕様になっていて、付け外しも簡単にできるものの着用時にはそう簡単に取れないようになっています。

フロイエン(Fløyen Homme Knee Length)

Image Photo by Norwegian Rain

フロイエンはメンズ用の膝丈カーコート。

こちらも先述のシングルブレステッド同様、Homme(メンズ用)のモデルです。

レインチョやリヴゴーシュと同じようにベルトでシルエットを調整するタイプですが、フロイエンは元々がそこまでオーバーサイズではないようです。

Image Photo by Norwegian Rain

上記画像のようにシンプルなステンカラーコートとしてはもちろん、フードやストームフラップが着脱可能で、様々な使い方ができるコートです。

SHOLL
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ちなみに、「フロイエン」はベルゲンにある山の名前のようです。

山を訪れる人は激しい運動や気楽な散歩などさまざまとのことですが、このモデルには「どんな使い方にも対応するような汎用性があること」を踏まえたネーミングのようです。

アークティック(Arctic Homme/Femme)

Image Photo by Norwegian Rain

最後に、寒冷地の真冬にも使える「アークティック」。北極を意味するとおり、保温性を重視したアウターです。

表地がリサイクルポリエステルであるのとは裏腹に、キルティングの裏地がウール×トウモロコシ由来のポリエステルという画期的な一着です。

太平洋側の都市部であれば「レインチョ」「リヴゴーシュ」などをジャケットやニットの上に羽織れば真冬も十分なくらいですが、寒冷地はありがたい存在だと思います。

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「アークティック」の場合はHomme/Femmeでモデルが分かれています。

寒冷地仕様を強く意識したモデルだからこそ、ある程度身体にフィットしていることが重要ですからね。なんでもオーバーサイズ×ユニセックスモデルにしないあたりも流石です。

ノルウェージャンレイン(Norwegian Rain)アウター コート
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ノルウェージャンレイン「レインチョ」の実物レビュー

それでは次に、実物レビューとしてノルウェージャンレインから手持ちの「レインチョ」を紹介します。

現在の定価は148,500円(税込)

どのブランドも値上がりしていますが、雰囲気が好きなら定価でも絶対買いのコートです。

全体像。

デザイナーズブランド感もありつつ、日本の着物のようでもあります。

その上、シンプルな服装にも合わせやすく、シルエットもオーバーサイズで体型を問いません。

レインチョの場合、袖のベルトによる絞り具合がポイントです。

上のボタンを通るベルトを外し、下から伸びているベルトを上のボタンに付け直すと、着物のような「外ハネ」感を出すことが可能。

Image Photo by Norwegian Rain

フード裏も、ボタンの位置でショルダーラインのシルエットを変更可能。

Image Photo by Norwegian Rain

ボタンは本水牛。

フロントはフライフロントでボタンが隠れますが、袖やフードなど各所にボタンがあり目立つため、こういったディテールのクオリティも重要です。

軽量ですが風を通さない&裏地が地厚でしっかりしているため、都市部なら真冬でも過ごせる暖かさです。

中綿が入ったより暖かいモデルも存在しますが、東京都心なら真冬でもこのコートの下に薄地のニット、マフラーくらいで十分な日が多いと思います。

ノルウェージャンレインのサイズ感&サイズ表記!

そして、気になるのがノルウェージャンレインのサイズ感ではないでしょうか。

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ここではノルウェージャンレインの(分かりにくい)サイズについて解説します。

サイズは表記に対してかなり大き目だが、モデルによって異なる

平均身長がかなり高い北欧ノルウェーのブランドであるため、サイズ表記に対してかなり大きめです。

ただし、厳密にはモデルに依るといった方が正しいでしょう。

ノルウェージャンレインの場合、

  • ユニセックス
  • Homme(メンズ用)/Femme(レディース用)

で、サイズ表記が異なるため混乱しがちです。

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そこでまずは、ユニセックスのサイズ表記と適応身長からみて行きましょう。

【ユニセックス】サイズ表記と身長の関連性は以下の通り

まず、「レインチョ」や「リヴゴーシュ」「ハルマッタン」といったユニセックス×オーバーサイズモデルの場合、サイズ表記は

スクロールできます
ブランドサイズ表記適応身長SML表記
PETIT(プチ)-160cmXXS
MINUS(マイナス)160-175cmXS
PLUS(プラス)175-185cmS
LARGE(ラージ)185cm-M

となっています。

公式から購入される場合は「ブランドサイズ表記」「適応身長」でご自身の身長に合わせて選べばOKですが、ここでややこしいのが、SML表記。

ノルウェージャンレインは首裏にあるサイズ表記の他、品質表示タグにSML表記がありますが、日本ブランドのLサイズ相当であるPLUSでも、SML表記だと「Sサイズ」になっています。

SHOLL
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ストアによって「タグに表記されているサイズ」なのか、「日本人向けサイズ」なのかがバラバラであるため、ショップに質問するのも良いと思います。

尤も、181cm/72kgの私でも余裕でPETITサイズを着られるくらい身幅は広いので、好みの裄丈と着丈で選ぶのも手です。

【Homme/Femmeモデル】1サイズ大きめと考えればOK

一方、Homme(メンズ用)/Femme(女性用)モデルの場合は、概ね1サイズ大きめと考えれば問題ありません。

普段日本ブランドでMサイズを選んでいる方は、ノルウェージャンレインではSサイズが合う場合が多いでしょう。

Homme/Femmeモデルの中にもジャストフィットに近いモデル/オーバーサイズモデルが存在しますが、特に前者は、ご自身の日本サイズと比べて「1サイズ大きめ」と捉えてください。

SHOLL
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特に、日本市場では「シングルブレステッド」が多く流通しています。

ジャストサイズに近いモデルであるため、小さいサイズを選ぶとパツパツになってしまいます。

ノルウェージャンレイン(Norwegian Rain)アウター コート
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ノルウェージャンレインはどこで購入可能?試すことも可能?

基本は公式か大手ECストア

ノルウェージャンレインの主な購入場所は、

  • 公式オンラインストア
  • Amazon/楽天市場/Yahoo!ショッピング
  • ロコンド
  • トゥモローランド

がメインです。

実店舗はエストネーションやトゥモローランドの他にも、東京の千代田区に直営店があります。

とはいえ、遠方の場合、なかなか試せないという方もいらっしゃると思います。

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レインチョなどオーバーサイズの場合、サイズが小さくて着られないというのは考えにくいですが、どうしても気になる方は下記も参考にすると良いですよ。

「アナザードレス」で試すのもアリ

  • 「どうしても着てみて似合うか試したい」
  • 「着て出掛けてみて良いかを実感したい」
  • 「良かったらそのまま買取りたい」

という方は、松屋百貨店のレンタルサービス「アナザードレス」を利用するのも良いと思います。

アナザードレスは月5,940円から、ブランド品を試せるブランド服のレンタルサブスクサービス。

ノルウェージャンレインも取扱があるため、送料無料で試すことが可能&サイズも選べます。

私も「アナザードレス」はよく愛用しています。

本当にタイムレスで何年も着られる服以外は2、3年で手放すことになるので、

「毎月何万円かは服を買っているよ!」

「服も増えて着る頻度が低い服がある・・・」

「でも、シーズンごとに新しい服は着てみたい、チャレンジしたい!」

という方は、トータルで得すると思います。

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その上、万が一の際のクリーニング保証もあったり、気に入ったものはセール価格で購入可能だったり。

至れり尽くせりなサービスだからこそ、利用してみる価値はあります。

\ ブランドアイテムを試すなら/

終わりに|ノルウェージャンレインは日本の気候にも最適なアウター

Image Photo by Norwegian Rain

今回は以上です。

ノルウェージャンレインは、機能性×カッコよさを両立したアウター。

日本の気候にも合った防水性と通気性を兼ね備えつつ、生地厚も様々で、都市部向けのものから寒冷地仕様の中綿入りモデルまでさまざまです。

コーデ面でも非常に優秀で、シンプルでベーシックな服装からスーツ、そしてデザイナーズブランドと合わせるのも◎。

価格は決して安くはないものも、耐久性も高く、私自身6年ほど愛用していますが、素晴らしいコートだと感じています。

また、サイズ感が不安な方はアナザーアドレスなどにも取り扱いがあるため、一旦着てみて判断するのも良いと思います。

街中で見かけることもほとんどないノルウェージャンレインですが、ファッションのプロからしても、お世辞なしに素晴らしいアウターブランドだと思います!

おしまい!

(少しでもお役に立てられたなら、SNSに拡散していただけると嬉しいです!)

ノルウェージャンレイン(Norwegian Rain)アウター コート
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1987年生まれ。国内ブランドを経て、伊ラグジュアリーブランドのデザイナーとして4年間勤務。
現在はデザイナーの他、日本の服飾産業を振興するため、マーケティング支援も行っています。
素材の機能性からパターンまで精通し、シンプルかつ素敵な服装の普及に努めています。



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