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妻の誕生日プレゼントに土屋鞄「ラッフル 2way ギャザーショルダー」を購入した話

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妻への誕生日プレゼントとして、今年はTSUCHIYA KABAN(土屋鞄製造所)「ラッフル 2way ギャザーショルダー」を購入しました。

日本の高品質なバッグを代表する土屋鞄ですが、手の込んだ作りに比例して重いモデルが多めです。

体力のある方ならともかく、比較的華奢な方の場合、「重い」と感じるモデルが多いのではないでしょうか。

今回は、そんな土屋鞄の欠点をカバーしつつ、上質感や使いやすさも兼ね備えた「ラッフル 2way ギャザーショルダー」を紹介します。

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併せて、男性目線で女性用のバッグを選ぶ際の過程を辿ってみようと思います。

レディースファッションを対象とする方はもちろん、パートナーへのプレゼントをお考えの方もぜひ、バッグ選びの参考にしていただければと思います!

TSUCHIYA KABAN(土屋鞄製造所)バッグ 鞄
created by Rinker
目次

購入したのは土屋鞄の「ラッフル 2way ギャザーショルダー」

早速ですが、今年購入した土屋鞄の「ラッフル 2way ギャザーショルダー」がこちら。

定価63,800円(税込)、渋谷スクランブルスクエアにある土屋鞄のショップにて購入しました。

Image Photo by TSUCHIYA KABAN

公式の写真通り、とても革が柔らかく、また薄すぎずも厚すぎずといった具合です。

重量は約430gと軽量です(土屋鞄の他のモデルは概ね700g前後)。

実際に手に持っても肩に掛けても、スペック値だけでない軽さを感じさます。

Image Photo by TSUCHIYA KABAN

ストラップが付属しているので、ショルダーにもできます。

名前の通り、2wayで使用することが可能。

バッグ全体が軽量でふわふわしているため、ショルダーストラップが細くても食い込まず、痛い思いをしないとのこと。

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全体的に、設計の優秀さが光るバッグでした。

TSUCHIYA KABAN(土屋鞄製造所)バッグ 鞄
created by Rinker

“物持たない系メンズ”が、妻のバッグを一緒に選んだ際の与件

私のように普段、“物持たない系メンズ”にとって、レディースのバッグ選びは「他者視点」の連続です。

中には「ブランド物であればなんでも良い!」という港区女子みたいな方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、実際には、

見た目も妥協したくない!

収納が自分に合っていないと使わない!

重さや開閉機構など、自分の価値観に合ったものが良い!

と、見た目と実用性を兼ね備えないと愛用してくれなくなります。

正直、私の場合は力もそこそこあるので、良くも悪くもバッグ選びに気を使いません。

余程使いにくいバッグでない限り、コーデに合っていれば言うことなし程度の感覚です。

SHOLL
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必要とあらばブライドルレザーのダレスバッグもブンブン振り回せますが、妻にもよく「そのバッグ、重くない・・・?」と言われたりします。

まあ、確かに言われれば・・・。

バッグ選びは、「見た目」「品質」「軽さ」に加えて、、、

そんなこんなで「今年はバッグが良い」というお題がありました。

与件を伺うと、「見た目」「品質」「軽さ」に加えて、

  • 手で持って歩くのは好きではないため、ショルダーバッグ(か2WAY)が良い
  • あまり遠出はしないため、そこまで荷物は持たない
  • ワンタッチで開閉可能なマグネット式が良い

といった希望でした。

私たちは、休日のお出かけといっても大体は徒歩圏内で済ませます。

たまに行く渋谷や表参道なども電車で20分程度。そのため、あまり多くの荷物を持って出歩きません。

あとは、どちらかと言えば、ハンドバッグよりもショルダーバッグの方が使います。そして、中身の出し入れしやすさを重視しているとのこと。

SHOLL
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この時点で、選択肢がだいぶ限られました。むしろ選びやすかったです。

「軽さ」といっても、重量が全てではない

バッグの軽さにといっても、重要なのは「実際に持って軽いこと」

これは、商品ページに掲載されるような「スペックとしての重さ」だけでなく、バッグの形状によって重量感が変わるということです。

中でも、実際に持って軽いと感じる条件としては、

  • 底が浅く、舟形などの横長形
  • 柔らかく、身体にやさしく面で当たる

など。

底が深いバッグの場合、荷物を入れると、どうしても重さを感じやすいです。

また、革が硬めのバッグも重さを感じやすいです。ハンドルが短いハンドバッグであれば大差ありません。

しかし、ショルダーとして掛けた場合、身体との接地面積が少なくなり、振り子のように動くため重さを感じやすくなります。

SHOLL
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もちろん、バッグ選びは見た目も機能性も重要です。

上述の条件を満たしつつ、見た目も可愛くて長年使いたくなるようなショルダーバッグを探しました。

荷物はペットボトルの水が入る程度でOK

Image Photo by TSUCHIYA KABAN

あまり遠出をすることが多くないため、荷物も最低限入れば十分です。

妻はメイク直しもリップくらいですし、財布も最低限のカードくらいしか入っていません。

あとはスマホとハンカチ、アメちゃんなどが入ればOK、という程度です。

Image Photo by 無印良品

強いて言えば、無印良品の水筒が縦に入れば御の字です。

大体、お出かけして、無印良品で給水して帰るという感じですが、軽さや量的に丁度良いと愛用しています。

(いつもありがとうございます!)

SHOLL
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カード入れ代わりに使っているがま口の財布も和柄なので、この時点で日本的なブランドと相性が◎。

ちなみに、「ラッフル 2way ギャザーショルダー」は、無印の水筒が狙ったかのようにピッタリと入ります。

「開けやすさ」はマグネットでワンタッチが理想的

さらに、サッとバッグから中の物を取り出せたら言うことなし。

あまり複雑な開閉機構だと、手間も“ちりつも”になります。

また、ブライドルレザーやコードバンのような固い革の場合、開閉の過程で爪で傷付けてしまい、みすぼらしくなったりすることもあります。

SHOLL
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その点、この「ラッフル 2way ギャザーショルダー」はマグネットでワンタッチです。

実際に取り出してみると「楽さが違う」とのこと。

TSUCHIYA KABAN(土屋鞄製造所)バッグ 鞄
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【ちなみに】こんなバッグも候補に挙がっていました

私たちの場合、大体~10万円までを目安&国産ブランドを中心に、使いやすいバッグを探していました。

以下で紹介するのは、候補になったものたちです。

中には日本ブランドでないものもありますが、それぞれ良い点や、選ばなかった理由を挙げて行こうと思います。

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ちなみに、渋谷と表参道で探していました。

商品価値としての優劣ではないので、自分やパートナーに合っていると思ったらぜひ検討してみてくださいね。

ヘルツ(HERZ)プチミニョン

Image Photo by HERZ

最終候補に残ったくらい悩んだのが、HERZ(ヘルツ)というブランドのプチミニョンという2wayバッグ。

表参道のショップへ赴き、「これになっていたかも」というくらい悩みました。

やや重量感はありますが、荷重バランスが良いのでスペック値ほどの重さは感じません。

何より、バッグとしてしっかりしているので、圧倒的に長年保つだろうという逞しさがあります。

選ばなかった理由は、気になっていた緑色が、店頭で在庫切れだったため。

また、コツを掴めばワンタッチで開けられるのですが、やはりマグネットの方が楽という理由です。

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とは言え、これは改めて買うかも、と思ったバッグでした。

ブランド感あるエレガントさというより、荒々しい工房の中で、“ちゃんと作っている感”が好きな人に良いと思います。

TSUCHIYA KABAN ガゼットコード ブルームトート

Image Photo by TSUCHIYA KABAN

TSUCHIYA KABANガゼットコード ブルームトートは、見た目は抜群に良く、長年保つバッグだと思います。

こちらも見た目がとても気に入った&収納が優秀で、候補に挙がっていました。

とはいえ、持ったときの重量感が、妻にとってはオーバーでした。

あとは、ショルダーでなくハンドバッグという点も気になったそうです。

「良いけれど、買ってから使わなくなってしまいそう」、とのこと。

ちなみに670gあるので、「ラッフル 2way ギャザーショルダー」と比べると5割増の重量です。

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少し重めでもいいバッグを持ちたいという方や、カラー展開が可愛いので、そういった点が気になる人にオススメです。

マザーハウス(MOTHERHOUSE)フル オープン ミニ ボストン

Image Photo by MOTHERHOUSE

近年、急速に勢いを伸ばしているマザーハウス(MOTHERHOUSE)にも足を運び、バッグを吟味しました。

こちらのフル オープン ミニ ボストンは、軽量で開閉しやすく形も可愛いと好評でした。

ただ、正直、クオリティがいまひとつでした。

顔料系の塗料(つまりペンキ)を使いすぎて、革の表情が無くなっていたのが残念ポイント。

マーケティングがとても上手いブランドだと思いますが、もう少し商品の品質が高くなれば言うことなしです。

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「ラッフル 2way ギャザーショルダー」は、染料系を中心に、顔料系を少し塗布する塩梅です。

レディースバッグのきれいさと、長年愛用したくなる革の表情とのバランスが良かったです。

ポレーヌ(POLÉNE)NUMÉRO NEUF MINI

Image Photo by POLÉNE

フランスのバッグブランドですが、ポレーヌ(POLÉNE)のバッグも、表参道店へ足を運んで確かめてきました。

多様なモデルやカラー展開で、見た目のエレガントさが抜群です。

クオリティも悪くなく、この価格のインポートブランドで出来が良いと感心しました。

ただし、デザイン性の半面、収納はもう一歩とのこと。

これはトレードオフの関係にあるので仕方ない面もありますが、無印の水筒とも似合わないので断念。

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優先順位そっちかい笑

ちなみに、一度HPを訪れてからGoogleのショッピング広告やMeta(FacebookやInstagram)を覗くと、ポレーヌの広告だらけになります。ターゲティングされてる・・・。

まとめ|土屋鞄の「ラッフル 2way ギャザーショルダー」は、こんな人に向いている

おさらいとして、土屋鞄の「ラッフル 2way ギャザーショルダー」が向いている人は、

  • 上質な作りの日本製バッグを求めている
  • あまり荷物を持たない範囲でのお出掛け使い用を探している
  • 軽量で肩に掛けやすい

といった点を重視する人です。

どんな感じのバッグが良いか与件を知り、その中から日本橋/銀座/渋谷/表参道と探した範囲内でベストバイと思いました。

そして、購入して2ヶ月ほど経ちましたが、本当に買って良かったレベルで満足感が高かったです。

バッグは「ブランド物」のアイコン的なファッションアイテムだと思います。

しかし、実際には、ブランドイメージがお気に入りだとしても、実用性や機能性も満足できないと使われなくなる。

シビアなファッションアイテムでもあります。

ご自身で選ばれるレディースはもちろん、パートナーにプレゼントするという方にも。

僭越ながら価値観や環境を慮り、選ぶ基準や話す切欠になれたら嬉しいです。

おしまい!

(少しでもお役に立てられたなら、SNSに拡散していただけると嬉しいです!)

TSUCHIYA KABAN(土屋鞄製造所)バッグ 鞄
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SHOLL(しょる)
1987年生まれ。国内ブランドを経て、伊ラグジュアリーブランドのデザイナーとして4年間勤務。
現在は日本の服飾産業を振興するため、マーケティング支援活動を行っています。
素材の機能性からパターンまで精通し、シンプルかつ素敵な服装の普及に努めています。
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