2025年の春、いよいよ大学生活がスタート!
そんな節目を迎える新・女子大学生にとって、入学式のスーツ選びは、見た目だけでなく今後の印象にも関わる大きなイベントですよね。
写真や思い出に残る大切な日だからこそ、
どんな色のスーツが良いの?
どれくらい予算をかければ良いの?
といった悩みは尽きないはず。
そこで今回は、プロのファッションデザイナーである、私しょる(@SHOLLWORKS)が、
- 入学式におすすめのスーツ選び
- おすすめのスーツブランド
- 合わせる服(ブラウスやパンプス、バッグなど)の選び方
を解説します。
おしゃれを楽しみながら、入学式という思い出に残る場面で失敗しないためのポイントを、初心者にも分かりやすい目線でまとめました。
「これから大学生活が始まる」という期待と緊張の中でも、自分らしく素敵なスタートが切れるよう、ぜひ参考にしてください!
大学入学式のスーツの選び方は?
スーツの予算は2~5万円程度を目安に
入学式は人生の中でも特別な瞬間。
写真にも残るこのセレモニーだからこそ、あまりにも安っぽいスーツを選ぶと、後々見返したときに後悔しがちです。
レディーススーツの場合、目安として2~3万円が標準的なスーツです。
5万円程度の予算があれば、かなり良いスーツが買えちゃいます。
在学中のアルバイトやインターンはもちろん、就職後に着ても恥ずかしくないランクなので、先行投資としても賢いと思いますよ。
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また、新生活直前の2~3月になると、スーツ量販店は繁忙期を迎えるため、サイズや好みのモデルが品薄になることも。
そのため、推薦やAO入試などで早めに進学先が決まっている方は、年内や1~2月頃から動き出すと落ち着いてスーツを選べます。
スーツは落ち着いた色のものを選ぶ
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入学式のスーツを選ぶ際、色は極めて重要なポイントです。
入学式だけでなく、バイトや就活にも使いたいなら「濃紺×無地のスーツ」がベスト。
上記写真のように、黒に近いけれど青っぽい色で、オンラインストアなどでは「紺」「ダークネイビー」「NAVY」といった表記で販売されているものです。
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「紺」という色は、清潔感や知的さをアピールでき、どんな場面でも「悪目立ち」しない安心感があります。
一方、黒いスーツは日本のビジネスシーンではよく見られますが、実は「ハレの日」に真っ黒なスーツを着る文化は、厳密にはドレスコードとして適切ではありません。
日本では黒いスーツが普通に就活やビジネス用として売られていますが、欧や米では
- お葬式のスーツ
- 結婚式の準礼装などフォーマルな衣装
- ウェイターなどの「黒服」
であったりするため、ビジネスや入学式のようなシチュエーション用ではないとされています。
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また、カジュアルな色柄(チェックや明るいパステルカラーなど)や、綿・麻などのカジュアルな生地は避けましょう。
入学式は過度な遊び心は控えつつ、質感と色味で「きちんと感」を演出するのが基本です。
理想を言えばウール100%ですが、価格が高めになりがち。よって、ウール×ポリエステル混紡など、適度な価格帯に落ち着けた生地も選択肢として挙げられます。
今後の就活やインターンでも着回すことを想定している方は、長く愛用できる生地感とカラーを選ぶことで、結果的にコストパフォーマンスが高くなります。
入学式のような特別な日にふさわしく、かつ多用途に使える濃紺無地のスーツを選べば、後悔しにくいですよ。
スーツのサイズ感はジャストサイズが重要
スーツ選びで何よりも大切なのが「サイズ感」。
いくら高級で上質な生地を使ったスーツでも、サイズが合わなければ価値が半減どころかほぼ0といっても過言ではありません。
肩が落ちていたり、袖丈が長すぎたり短すぎたりすると、一気に野暮ったい印象になりますし、自分自身も着ていて心地よくありません。
肩幅、着丈、袖丈、ウエストのシルエットなど、スーツには理想的なサイズ感が存在します。
しかし、スーツをほとんど着たことがない人にとっては、どこをどう見ればいいのか分かりにくいもの。
(サイズの合わせ方はこちらでも解説していますが、)そんなときは、専門の店員さんに遠慮なく相談しましょう。
最近は若年層の来店にも慣れたブランドが増え、丁寧にアドバイスしてくれるお店も多いです。
最初から採寸してオーダーできるお店なら、失敗リスクはさらに低くなります。
特に大学の入学式は一度きり。記念写真にも残る日なので、「まあ、これでいいか」と妥協せず、ジャストサイズを追求してみましょう。
ボトムスはスカートでもパンツでもOK
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レディーススーツの場合、ボトムスはスカートかパンツかを選べることが多いです。
大学の入学式は、どちらでもOKです。
どちらを選ぶべきかは、「自分がどう見られたいか」「どんな印象を与えたいか」で決めると良いでしょう。
スカートは、フェミニンで可憐な雰囲気を演出します。入学式は式典らしい華やかさも求められるため、タイトスカートはシンプルかつ上品な印象を与えやすいです。
一方で、セミフレアスカートは可愛らしく、若々しさを演出できます。
パンツスタイルは、活動的でスマートな印象。最近は女性のパンツスーツも当たり前になっており、クールで洗練された雰囲気を好む人には最適です。
動き回る場面でも使いやすく、実用性が高い点も魅力。
気になる方は、骨格診断を参考に自分に合うシルエットを選ぶのも手。
入学式は「派手さ」や「個性」を強調する場ではないため、基本的には控えめかつ清楚な印象になるスーツを目指せば失敗は少ないでしょう。
プロが選ぶ、本当におすすめのスーツブランド1選
そして、具体的に新・大学生となる人が、具体的に「どこでスーツを購入すべきか」について。
これに関しては結論、下記での購入がめちゃくちゃオススメです。
KASHIYAMA(カシヤマ)
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- 参考価格
- 33,000円~(クラシックオーダースーツ)
26,400円~(20%OFFキャンペーン)
22,000円~(学割価格)
➡特徴&こんな人にピッタリ
・初回はオンラインで仕様をオーダー→実店舗で要望を伝え採寸、製作してもらう安心フロー
・学生割提示なら22,000円~でスーツが作れる
・2着オーダーで20%OFFキャンペーン中
結論、今、私が大学生に戻ったとしてスーツを選ぶのであれば、男子でも女子でも迷わずKASHIYASMA(カシヤマ)でスーツを頼みます。
\ オーダースーツの作成はこちらから/
KASHIYAMAの魅力は、
- 2万円台からスーツをオーダーできる手軽さ(現実的な予算)
- WEBで「来店予約」➡実際に全国展開されている店舗で採寸(ジャストサイズが手に入る)
- 生地やディテールを選んで、最短一週間で受取(オーダーながらすぐに手に入る)
といった点。
特に、スーツ選びで最も重要な「サイズ感」を、プロがしっかり確認してくれるため、自分のサイズがよく分からない大学生でも安心です。
もちろん、サイズ感だけでなく、「どんなイメージで着たいか」「どんなシーンで使う予定なのか」など、相談すれば丁寧に教えてくれます。
スーツ量販店もサイズ展開が豊富なところはありますが、そもそもオーダーメイドで合わせてくれるKASHIYAMAの方がよりピッタリのスーツにしてくれます。
「自分ではよく分からない」「初めてだから失敗したくない」という大学生にとって、心強い味方となるはずです。
Image Photo by KASHIYAMA
また、スーツだけでなく、合わせて着るブラウスも店員さんに相談できるのが嬉しいポイント。
- レギュラーカラーシャツ
- バンドカラーシャツ
- ギャザーネックブラウス
- ボウカラーブラウス
- リボンカラーブラウス
- クルーネックブラウス
という、6種類の襟形から選んだ上で、100種類以上の生地から好きなブラウスを選べますよ。
大人っぽいもありつつ、10代が着てもおかしくないものまで揃います。
スーツと一緒にブラウスも選べて、その場で合わせられるのは大きなメリットです。
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その他、大学生が押さえておきたいスーツブランド
可能ならば上述のKASHIYAMAを強くオススメしますが、さまざまな事情で他のブランドを検討したいという方へ。
リーズナブルなブランドを中心に、比較的手に入りやすいスーツを紹介します。
オリヒカ(ORIHIKA)
Image Photo by ORIHIKA
オリヒカ(ORIHIKA)はAOKI系列の若年層向けブランド。価格帯が比較的安く、2~3万円でスタンダードなスーツが手に入ります。
20代向けを意識しているため、大学生でも違和感なく着こなせるスーツブランドであることが特徴です。
サイズ展開も一定数あり、購入しやすいのがメリット。
品質は「標準的な量販店スーツ」と考えておきましょう。
出来は特別素晴らしいわけではありませんが、「とりあえずお得に、そこそこ見栄えするスーツが欲しい」という大学生には適した選択肢ですよ。
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洋服の青山
Image Photo by 洋服の青山
続いては、「世界一売れているスーツ量販店」といわれる洋服の青山。
サイズ展開や色柄のバリエーションが豊富で、体型や好みに合わせて探しやすいのがメリット。
また、全国展開しており、地方在住の方や、車移動がメインの方でもアクセスしやすいのが強みです。
ブランド感はないものの、「とりあえず近場で豊富な選択肢から選びたい」という人には便利です。
都会的なイメージやお洒落感を重視するなら、他ブランドも検討してみてください。
ザ・スーツカンパニー
Image Photo by THE SUIT COMPANY
ザ・スーツカンパニーは洋服の青山系列の都市型ブランド。
都会的でスタイリッシュなイメージがあり、都市部に店舗を構えていることが多いです。
そのため、スタイリッシュで洗練された印象を求める大学生におすすめです。
価格帯も上下で3万円台~と、洋服の青山よりも若干高めです。
少し背伸びをして大人っぽいスーツに触れてみたい、という人にも向いています。
AOKI
Image Photo by AOKI
AOKIは、洋服の青山と並ぶ大手スーツ量販店。
看板が青というのもですし、価格帯や品質の傾向も似ています。
「自宅や大学から近い」「家族が割引券を持っている」など、身近な要因でAOKIを選ぶのもありでしょう。
先述のORIHIKAはAOKI系列で、より若年層を意識したブランディングをしています。
大学生らしさや若々しさを重視するなら、AOKI本体よりもORIHIKAを選んだ方が満足度は高いかもしれません。
\ AOKIのスーツはこちら/
イオンスタイル
Image Photo by AEON STYLE
イオンスタイルは全国展開するイオンのPBブランドで、圧倒的なコスパが魅力。
低価格でスーツを調達できるため、「予算がかなり限られているけれど、入学式用にどうしても一着必要」という人には心強い選択肢です。
また、イオンモール内に店舗が入っていることが多く、お住いによっては行きやすいのが魅力。
ただし、品質や仕立ては普通のスーツです。
長く愛用するには物足りないかもしれませんが、入学式用としては十分でしょう。
\ イオンスタイルのスーツはこちら/
スーツと一緒に合わせる服や靴、バッグの選び方は?
そして、スーツに合わせるブラウスやパンプス、コート、バッグについても選び方を紹介します。
ブラウスはイメージに合わせてタイプを選ぼう
スーツの下に合わせるブラウスは、なりたい自分に合わせて選んでくれればOKです。
色は白や薄ピンク、水色などのカラーが良いでしょう。
Image Photo by SUIT SELECT
もっとも定番な写真のレギュラーカラーは、清潔感があって無難な正統派の襟形です。
真面目な印象も与えます。
Image Photo by SUIT SELECT
フリルブラウス(写真左)やリボンカラーブラウス(写真右)は、華やかさ重視の人や、若々しさ&可愛らしさ重視の人に。
Image Photo by KASHIYAMA
ギャザーブラウスは、可愛らしさの中にエレガントさもあります。
また、首周りが開くため、首を長く見せたい方にも◎。
Image Photo by KASHIYAMA
ボウカラーブラウスは、リボンのように結んでも、写真のように垂らしてもOKです。
甘くなり過ぎないけれど可愛らしさとエレガントさもあり、首周りも広く見せられます。
パンプスは黒のシンプルなものが◎
Amazonより引用
入学式にふさわしいパンプスは、黒のシンプルなデザインが良いと思います。
ヒールの高さは3~5㎝程度で良いですし、ヒールが慣れない、苦手という方は太めヒールで安定感があるものを選べばOK。
慣れていない人でも転びにくく、長時間履いても疲れにくいでしょう。
ストラップが付いていた方が痛くない、歩きやすいという方は、ストラップありのモデルでも良いですよ。
念のため、靴擦れ対策に絆創膏を用意しておくと安心ですよ。
コートは寒かったら無理せず着る
Image Photo by AOKI
また、4月上旬でも肌寒い日があるため、コートを用意しておくと安心です。
白・黒・ベージュ、ネイビー、グレーなどのベーシックカラーが合わせやすく◎。
トレンチコートやステンカラーコートなど、シンプルなデザインを選べばスーツにも違和感なくなじみます。
また、春先や就活でも使える軽めの生地感が良いでしょう。
綿×ポリエステルの混紡素材なら、シワになりにくく管理も簡単です。
バッグはシンプルで上品なものを
Image Photo by ONWARD CROSSET
バッグは、黒のシンプルなトートタイプやハンドバッグが、スーツとの相性も良く上品な印象を与えます。
パンプスと同じ黒で揃えると統一感が生まれ、おしゃれ度がグッとアップするでしょう。
入学式では、書類や大学からの資料を渡される可能性が高いため、A4サイズが入るバッグを選ぶのが理想です。
ハイブランド!というものは必要ないと思いますが、それなりのものを買っておくと重宝します。
就活や就職後にも使えると、結果的にコスパが高い買い物ができますよ。
終わりに|大学の入学式で、大人スタイルの第一歩を
今回は以上です。
入学式は、大学生活の第一歩を踏み出す特別な日。
スーツ選びはもちろん、ブラウスやパンプス、バッグなど、トータルコーディネートで自分らしさと清潔感、フォーマル感を演出することが大切です。
中でも、今回ご紹介したKASHIYAMAは、サイズ感重視で失敗しにくく、初めてのスーツ選びにも最適なブランド。
他にも、ORIHIKAやスーツカンパニー、イオンスタイルなど、予算や好みに合わせて選択肢は豊富です。
この機会に、大人の第一歩として「自分に似合う服装」を考えてみてください。
素敵なスーツスタイルで、2025年の大学生活を晴れやかにスタートさせましょう!
おしまい!
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